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長野のムラの医者、色平哲郎先生 この記事をはてなブックマークに登録
2007/11/18(Sun) 09:27  [permlink]
長野の佐久総合病院南相木村診療所の所長、色平哲郎先生の講演が最近大学であり、聞いてきました。

色平先生は、大学を一度やめ、世界を放浪した後、京大医学部を卒業してから、長野の無医村に院長として赴任、以来10年以上山で診療を続けていて、後進の育成にもとても熱心なので地域医療に関心ある学生の間では有名な存在。

風貌は、とても穏やかで、その坊主頭を見ているとこっちの顔がほころんでくるようなおじさんでした。


講演の冒頭、NHK制作のドキュメンタリを見せられ、「これが地域の医療です、(それを実践しているボク)すごいでしょ?」と言われるかと思いきや、「メディアにだまされてはいけない。メディアは恐ろしい。強いナレーションをかけることで、皆さんのイメージを誘導していませんでしたか。」という話になった。

話がとても面白い。色々と印象に残ったお話をメモ。

・日本全体が医療に不安・不信感を持つ時代。どこかにいい医者がいるはずだ、いて欲しいとメディアが患者の期待値をあげることで、目の前の医者はヤブ医者になる。
・入院するというのは関空からどこか分からない場所へ目隠しされて拉致されるようなもの。全く何をされているのか普通の人にはわからない。
・いい地域医療をやりたいのなら、保健師さんのかばん持ちをしなさい。
・CURA(ラテン語)は、辛くて前かがみになることと、それに対して大丈夫かなと心配する心、両方を指す。
・なぜ医療費は上がるのか。医者が増えたから?保険が普及したから?GDPが上がったから?→Newhouseの論文では答えは「分からない」。しかしみんな気付いているはず、病気は治るはずだ、という期待値が上がっていることが医療費を押し上げる。


campus life | CM:4 | TB:0| edit

保健師の仕事 & 色平先生が日経メディカルに連載開始 ---------- tomo | URL 11/20 23:59 | edit
コメントありがとう。お互いは知らないはずなのに、不思議な共通項を持ってる友達からのコメントだったので驚きました。秘めておきます。

保健師さんの仕事ってこれまであまり知る機会がなかったんですけど、今年4月に現代の国際保健で言われるCommunity Health Workerと戦後の保健師の仕事って非常に近しいものがあるよねということで、滋賀で長年保健師をされてこられた方を招いてのワークショップに参加したことで具体的にイメージ沸いてきました。家単位どころか、個人単位で健康状態把握してたって。すごすぎる。

ところで今日の日経メディカルのメールで知ったのですが、色平先生が連載を開始されたそうですよー。もしよければ是非ウォッチして下さいまし。

日経メディカル ブログ 色平哲郎の「医のふるさと」
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/blog/irohira/index.jsp
---------- おざとも | URL 11/20 11:10 | edit
お久しぶりです。誰だかわかるでしょうか?
今大学で仕事をしていてへき地で活躍しているすばらしい保健師さんと出会いました。私がこの地に赴任したらこのような活動ができるだろうか、といろいろ考えさせられました。
また今後保健師として仕事をしたいと思ってますが、そうやって言ってもらえる活動ができたらよいな。
このHPでいろいろ考えるきっかけをもらってます。
初コメント ---------- ゆきち | URL 11/18 21:46 | edit
実習してて入院ってほんとに患者さんにとって未知なことだし不安な事だって実感したよ。
あと、もっと医師が患者さんに退院後のことも説明して〜!って感じた。
保健師さんのかばん、もってほしいな(笑)
でも何に対しても、誰に対してもそんな気持ちが必要だよね☆
---------- もりまり | URL 11/18 18:19 | edit
>いい地域医療をやりたいのなら、保健師さんのかばん持ちをしなさい

保健師の実習でついて回ったけど、そのときに自分の方に志がなかったです。
大阪だったので結核DOTSの実施や地域精神医療の現場については興味深かったよ〜


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